今日のバリ島西部の天候&海況
相変わらずの晴れ。風なし、波無し
予想最高気温:34℃
昨日の水温:29℃
ムシムシして昼過ぎから雲が多めになりますが雨はまだやってきません。
陸はだんだん過ごしにくくなりましたが
水面休息は温かくていい時期になりました。
今日の水中写真
ベニハゼなんですが・・・
これ見てすぐに名前がわかる方いますか?
私は頭をかしげてしまいました。
- オオメハゼにしては・・胸鰭に赤い点2つがない
- オキナワベニハゼにしては目の下のラインがない
- ペガススベニハゼにしては顔に点がある
- エリホシベニハゼにしては胸の星がない
特徴部分が良く見える写真をアップしておきます。
結局、特徴無しのただのアカテンテンハゼなんですよね。
まだ未記載種なのかな?
それとも何かのSPになるのかな?
もし知っている方いたら教えて下さい!
一個体だけでなくて大小かねて個体数は沢山いるみたいです。
超マニアックな世界なのでどっちでもいいって方いると思いますが:苦笑
見たことないものを判断する力
このベニハゼを見つけたのはコマンでした。
以前、サリフが見つけて判明したチェンズドワーフゴビーもそうなんですが
ダイビングが終わった後で「何か珍しいのいた?」と聞くと
コマンやサリフはわからない魚がいると
「見たことないハゼが居ました。なんだかわからない」
と答えることがあります。
(聞かないと言わなかったりするけど:苦笑)
特徴を聞くのですが
私もそんなハゼに覚えがなく
え~?そんなハゼ・・本当かな?
と半信半疑でゲストに写真を撮って頂くパターンが続いています。
個人的に驚いているのは
コマンやサリフがこれを見たことないハゼと判断が出来ることです。
ベニハゼの仲間は小さく特徴も様々で
日本人ガイドでもマクロガイドの看板を付けている方以外は
似たようなものがいたらきっと「〇〇ベニハゼ」と片付けてしまいがちです。
ましてやローカルガイドなら
ベニハゼは全部ベニハゼ!的な感じで細かな特徴など覚えていないガイドが多いのに
コマンやサリフは
〇〇ベニハゼに似てるけど点がない
ラインの入り方がなんか違うから別のベニハゼだと思う
と、ちゃんと見分けて判断している。
なんかすごくないですか?
しかも目もいいから私達じゃ写真に撮らないとわからない特徴まで
水中で見分けられている。
もちろん得意な魚とそうでない魚はいますけどね。
そこに居ると知っている魚や、見たことがある魚を探すのは意外と簡単ですが
図鑑に無い、見たことないものを見つけるってある程度知識がないと出来ないことです。
本当にすごいと思う。
サリダイブの場合はゲストに鍛えられてるってこともあるけど。
いいガイド達に恵まれて本当にラッキーだと思います。
引き抜かれないようにしなくちゃ!?汗
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