今日のバリ島西部の天候&海況
綺麗な青空が広がっています。風なし、波無し
予想最高気温:32℃
昨日の水温:25~30℃
太陽が近くて暑いです:汗
昨日の水温は外海の深場(と言っても十数メートルだけど)
一昨日はムンジャンガンでジンベイザメとマンボウの目撃情報アリ
南から潮が上がってきているのかも・・・
おかえりなさい
年末年始もそんなにゲストが多い訳じゃないのですが
いつもの顔ぶれが戻ってきました。
おかえりなさい!
数えてみたら・・皆さん4年ぶり
ゲストの皆さん
リゾート仕様のウェットスーツが4年ぶりとあって
着るのにかなり格闘されています:笑
ウェットスーツもそうですが
いろんなことで4年前と同じつもりでも
4年前と同じことができないことが多くなっている
4年かあ・・・
やっぱり長かった。
5年経つともっと変わってくるんだろうなあ:汗
円高も問題だけど
時間はもっと取り戻せないって思いました。
皆さん来年こそ海外へ!
(最後は・・・営業:苦笑)
今日の水中写真:オオゴチョウハゼのSP(通称:背びれちゃん)
しばらく泥ハゼばかりが続いたので
綺麗めなハゼにします。
背びれちゃん(オオゴチョウイソハゼのSP)
和名:オオゴチョウイソハゼSP
英名:Twin dwarf goby
学名:Eviota cf fallax
このエリアでは幼魚やオスは背びれがビュンと長いので
通称で背びれちゃんとか背びれハゼと呼んでいます。
小さなものほど背びれのバランスが長かったり
鰭の色がカラフルで人気があります。
この背びれ、実はほぼ開きっぱなし
特別な時だけ閉じる感じです。
巣穴に入る時はもちろん閉じるんですが
出てくるときはもう開く気満々で出てきます。
背びれが折れないのか心配になっちゃいますよね:苦笑
外に出るともうビンビンに開いてます。
これだけ巣穴に入るたびにすれたりぶつかったりしている背びれ
いろいろ事故もあるみたいで
時々ポッキリ折れている子も
ちなみに・・・背びれは個体によって1本・2本・3本のものや
太くて硬い子、鞭のようにしなる子、か細い子といろいろ個性があります。
また、この背びれ個体が大きくなるにつれて
形態が変わります。
例えば・・・
ちょっと見えにくいですが
この子は3本の背びれがあるのですが
今にも取れそうなくらいにボロボロになっています。
この子は2本に見えますが
どちらも貧弱になっており
1本は折れ曲がって先端にヒドラ?のようなものまでついているように見えます。
個体が大きくなると背びれがボロボロになったり細く貧弱になっていくんですよ。
こんな個体が最近多く見られています。
そして・・先っぽががとれる。
下の写真は背びれがとれて間もない個体
オスのような興奮色が出ています。
そして
次第に背びれの短いものは興奮色が出なくなり
お腹が大きなものが多くなります。
正式に調べたわけではないですが観察していると
幼魚のほとんどがオス、大きくなるにつれてメスに変換するように見えます。
私は研究者ではなく採取して調べたわけではないので・・・
それは変だなと思われた研究者の方には
是非調べて解明して頂きたいと思います!
海の中は不思議がいっぱい!
SNSも頑張ってアップしてます!
Sari Dive & Cottage(@saridive_cottage) • Instagram写真と動画
Sari Dive & Cottage生物写真図鑑(@saridive_fishlist) • Instagram写真と動画
コメント