今日サリダイブに戻ります。
今日の水中写真:バンガイカーディナルフィッシュの口内保育
バンガイカーディナルフィッシュはハウスリーフにもいますが
まださすがに口内保育までは観察できていません。
バンガイカーディナルフィッシュの口内保育

和名:なし(通称:アマノガワテンジクダイ)
英名:Banggai cardinal fish
学名:Pterapogon kauderni
テンジクダイの仲間なので口内保育をします。
卵は他のテンジクダイに比べるととっても大きな卵です。
イクラ位に大きくて個数はとても少ないです。
なぜなら
このバンガイカーディナルフィッシュは卵だけではなく幼魚になっても
ある程度の大きさになるまで口の中で保護するから
口の中で保護出来る分の卵しか生まないからと言われています。

上の写真のバンガイカーディナルフィッシュの口の中には
沢山の幼魚が詰まっているのがわかります。
普通は口の中から外を見ている幼魚が3~4匹見える感じなのですが・・
すごく混み合っているのか
幼魚の顔が見えなかったそうです。

やっと顔が見えた写真を確認すると
こちらを見ているのはどうやら2個体
口内保育をするにしてはかなり大きめの個体でした。
この日か翌日位には口に中から旅立ちそうです。
こんなに大きくなるまで親は餌を食べないのか?
とよく聞かれます。
卵のうちは口から出すことは出来ませんから食べていませんが
幼魚になると安全な時に口から出し餌を食べ
危険が迫ると口に戻すと言われています。
自然で確認した人がいるかはわかりませんが
水槽ではそうだったそうです。
口から出たばかりと思われる小さな幼魚

まだまだ体がスケルトンな感じ?
少し大きくなると幼稚園に集まります:笑

他の魚に食べられないようにガンガゼやイソギンチャクを拠り所にします。
大きくなっても群れでいます。

これだけいると迫力ですよね:笑
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