ブロモ山「朝焼け」「火口」「砂の海」「サバンナ」をジープで駆け抜ける体験しましたその1

ブロモ山

ブロモ山の観光は朝焼けから始まります。
その為近くの村に前泊して仮眠を取ってからスタートするのが一番楽です。

そこで私たちはブロモ山が目の前に見えるプロゴリンゴという村にあるホテルに泊まり観光することにしました。

ブロモ山が見える村に到着

バリ島西部からマダカリプラの滝経由でたどり着きました
その様子は前のブログを参考にしてください
ブロモ山&マダカリプラの滝観光の覚書1(計画と準備) | バリ島西部Sari Dive (saridivebali.com)
バリ島からマダカリプラの滝・ブロモ山へ車で行く旅 | バリ島西部Sari Dive (saridivebali.com)
マダカリプラの滝(ブロモ山とセットでおすすめ) | バリ島西部Sari Dive (saridivebali.com)

ブロモの近くの村はプロゴリンゴ
標高が高いせいかとっても涼しいです。
街並みは・・・ちょっとバリ島を思い出させる感じ
ヒンドゥー教の村人が多いそうです。

3:00国立公園の入り口に到着


スマホの中の領収書を見せて本物のチケットを受け取ります。

こちらがローカル用

そして

こちらが外国人用

そして
左下の小さなチケットRp.25,000は入山料らしい。
別途取られました。
(入山料はKitapがあったからかローカル料金で済みました)

その後ホテルにチェックイン

窓からの景色が抜群なお部屋でした。

荷物を開けて一息つき休みました。

このホテルの裏側へ歩くとブロモ山が見られるという事で
夕焼けの見られる時間に行ってみることにしました。

ホテルは山の斜面にあったので移動がちょっと大変だった:汗

ホテルを出て7~8分歩いたところに展望台がありました。

なるほどよくブロモ山が見えます。

ただ、ガスっているのと逆光で写真に写すと
迫力がちょっと足りないかな

夕日が沈んで20分ほどすると・・・

夕焼けに浮かぶシルエット的なブロモ山が見えました。

その頃には沢山の人が集まってきてにぎやかになりました。

バクソーなどの屋台があったり
毛糸の帽子を売る人もいました。

夕焼けを見た後
夕食を食べて早々に就寝しました。

ジープレンタルについて

ブロモ山の観光は基本ジープ
オートバイならとりあえず国立公園内も入れますが、砂の海などはとても大変そうでした。

ジープは知り合いが居れば直接予約することができますが
知り合いやコネがない方はホテルで予約するのが良いと思います。

私たちはホテル予約時にホテルのジープを予約していたので
朝からお弁当やホットティー、お水も用意してもらい
快適に観光することが出来ました。

通常は「朝日」「火口」の2つの観光が標準らしいのですが
今回は欲張って全部「朝日」「火口」「砂の海」「サバンナ」「カフェ」のツアーを予約し
ジープ一台 Rp.1,650,000(5名迄乗ることができる)でした。

ブロモ山サンライズツアー

朝焼けに照らされたブロモ山を見ようというこのツアー
ジープで標高約2700mのキングコングヒルの展望台を目指します。

最近はとても混むらしくピックアップは2:30とのこと
朝というよりは真夜中:汗

なので前日は夕食後すぐ20:00就寝
マダカリプラの滝で程よく疲れていたのかすぐに寝られました:笑

2:30にフロントオフィスに集合

しかしここはインドネシア。
ドライバーは15分遅れて登場
荷物を積んで出発したのは2:50でした。

ジープには初めて乗ったのですが
いや~・・クッションが悪い:苦笑
何というかドカドカ走るって感じ?
しっかりつかまってないと座席から滑り落ちそうでした。

3:15 サンライスポイントに到着

すでに沢山の車と沢山の人でいっぱい。

ドライバーによるとこれからもっといっぱい車が来て
身動きが出来なくなるそう。
特に上の展望台はどうにもならなくなるのでという事で私たちは下の展望台で降ろされました。

予習してきたつもりだけど2つ展望台があるのは知らなかった・・・

ブロモ山のサンライズポイントは2つある

サンライズポイントはKingkong Hillというところなのですが
そこには展望台が2つありました。

道が混むという理由で下の展望台から50mほどのところで降ろされた私達

せっかく来たのにね・・・と思っていたら
オジェックのお兄さんに声をかけられた

上の展望台に連れて行くオジェックの仕事をしているお兄さん

上の展望台までバイクで20分くらいで連れて行ってくれるらしい。

料金は一人往復Rp.150,000
インドネシア的にはべらぼうに高い

どうする??とヘリを顔を見合わせていると

2人一緒で3人乗りなら往復Rp.200,000でOK!なんて言う

3人乗りなんて見たことあるけどやったことない:汗

これはもしかして経験するチャンス?

ってことで契約成立

3人乗りで上の展望台近くまで上がって行った。

途中は聞いていた通り
車だらけで進めなくなっている状態
降りて歩いている人もいて

もしかして・・この選択が一番当たりだったかも・・と確信

ちょっと値段は高いけどあの時間の出発で
上の展望台まで一番楽にたどり着ける方法はこれに間違えないと思った。
(歩いて行ったら寒くはなかったかもしれないけど:苦笑)

上の展望台近くもそこそこ人がいます。
道すがら両脇にはワルンが並んでいてそれぞれ暖を取っています。

ワルンの中では火鉢を炊いているところも多い
この時まだ4時くらい
朝焼けにもまだまだ時間があるし
滅茶苦茶寒いので私たちもワルンでホットティー(1杯Rp.5,000)を頼み暖をとることにしました。

気温は正確にはわからないけど
数日前には霜が降りたと言っていたので一桁なのは間違えない

周りの人は軒並み冬の格好

私自身は長袖Tシャツ、フリース、綿入りのジャケット、毛糸の帽子をかぶり、首にはスカーフ
日本の冬よりも厚着をしていたかも。
宿から入れてきたホットコーヒーの容器を抱えてどうにか寒さを我慢していた。

なのに白人さんは半袖短パンで歩いていたりして
マジでクレイジーに見える。
(下の方から歩いてきたのかなあ・・・)

じーっとしているからか寒さが沁みて帰りたくなる
日の出前が一番寒いのは当たり前で
もう展望台になんか行かなくてもいい気分になってくる。
体を温めるためにカップラーメンを食べた(Rp. 15,000)

その後、勇気を振り絞り展望台へ
5:30頃には空に赤みがさしてきてちょっとパワーをもらった

時間が経てば雲は無くなるので我慢が大事

歩いて10分ほどの展望台は
結構な人だかりで私たちはちょっとだけ崖を昇って上から朝焼けブロモを見る作戦にした

しかし・・・

空がピンクになっている時間になっても
雲がかかっているのか真っ白で何も見えない:汗

どっち側にブロモ山があるのかもわからない状態で
私よりも先にスタンバイしていたヨーロピアンさん達は
何も見えないし寒さにも耐えかねて帰っていく人が沢山いた

遠くからインドネシア語で「もうちょっと待てば雲が晴れる」というのが聞こえて

私とヘリはもうちょっと待機することに

明るくなってきたけど・・・

本当に見えるようになるのか?

と思ったら

なんとなく・・・

おおお!
山が見えてきた!!!

下の方はくっきり見えたけど
残念ながら山頂付近の雲は取れなかった

そのうち朝日も左側に現れて

皆さん大して見えない山よりも
朝日に注目

私は朝日じゃなくて
朝日に照らされたブロモ山を見たかったのに・・・

その後も雲をかぶっていて山頂付近は見えないままだったので
あきらめて崖を降りて帰ることに

その時もう一度振り返ってブロモ山を見ると

あれ?

雲の切れ間がブロモ山の方に向かっている

もしかして・・・見えるようになるのか??

と思い直し
もう一度急いで展望台へ戻りました。

展望台はいっぱいだったので展望台の柵を超え下の高台へ行くと

わお~!!見えた!!

ちなみに
真ん中にある三角形の山はブロモ山ではなくてバトック山
左隣の煙を吐いているのがブロモ山:笑

朝日が差したのと興奮で寒さも感じなくなります。

しばらく撮影していると・・・

奥のスメル山が煙を吐き出しました。

プッと吐いて終わっちゃったんで

これぞ地球のおならだ

なんて思ってしまいました。

思う存分この景色を心に刻んでから帰途につきました。

キングコングヒルのトイレ事情

ワルンが立ち並ぶエリアではトイレエリアが2か所ほどありました。

展望台の近くのトイレは男女兼用で6部屋位あったと思う。
真ん中におじさんが座っていて料金を徴収していました。

1回Rp.5,000

ローカルゲストがおじさんに
何でこんなに高いの?
と聞くと、おじさんが
「ディスカウントもある。マンディ(水浴び)をしたら無料にしてあげる」
と答えていて
マンディだけは勘弁!!と言ってお金を払っていた:笑

あと、トイレの前を通りかかったら
一つのトイレのドアから欧米人の男女2名が一気に飛び出して走って逃げた。
おじさんが滅茶苦茶怒っていました。
欧米人も悪い奴いるなあ・・

と話がずれてしまいましたが

トイレはこんな感じです。

インドネシア式ですが意外と綺麗
もちろんトイレットペーパーなどはありません。

帰りは大混雑の大渋滞

山道を抜けて道路に出るとすごい人だかり:汗
オジェックのお兄ちゃんに会えないんじゃないか?と思うほど

でもちゃんとオジェックのお兄さん待っていました。
後払いだからね:笑

ジープがとの待ち合わせ時間は6時でしたが
すでに6時を過ぎていて急いで下の駐車場に向かいました。

この時もオジェックで良かった・・・って本当に思いました。
山から駐車しているジープまで何キロも歩いて戻っている人もいたし
両側にジープが駐車していて皆が一斉に出ようとするもんだから
ぐちゃぐちゃの大渋滞

そこをオジェックですり抜けるように降りて行きました。
下の展望台付近もぐちゃぐちゃな人だかり

どうせぐちゃぐちゃだし
どうせ遅刻だから

という事で下の展望台の方も見学

上の展望台の景色と下の展望台からの景色

下の展望台のところには
もうほとんど誰もいなかった:笑

下の展望台から見たブロモ山

下の展望台からの写真

う~ん・・・ここからでも十分綺麗に見えるような・・
上の展望台からの写真を並べてみますね

上の展望台からの写真

微妙に上の展望台からの方が火口もしっかり見えるし全体見が見渡せるような・・・

でも、もしかして下の展望台の方が霧がなくて最初から見えたかも?
なんて考えると上に行かなくても良かったような?

これは天気の運と好みの問題かな。

ジープに乗り込んで次の目的地「砂の海へ」

次の目的地に向かってジープが走ります。

相変わらず砂の上をドカドカ走る感じで車に乗りつつも全身運動している感じ
休まる感じはしません:笑

たまにバイクも砂の海を走っているのですが

時々タイヤを砂に取られるようで
バイクを降りて押したりしていました。

まるで火星の砂漠のようなところで
ドライバーさんが停まってくれて写真撮影しました。

まずは今日の相棒のジープ

私は日本では見たことないけど
TOYOTAの古いジープらしい。
最初もっと派手な色のジープが良かったなあなんて思いましたが
これはこれで渋い感じ:笑

奥の方ではジープの上に乗って記念撮影している人も見えます:笑

ドライバーさんが写真を撮ってくれるというのでカメラを渡しました。

めっちゃいい感じですよね。

遠くの山と広い砂の海が別世界感かもし出しています。

車の上に乗れとドライバーさんからの指示

流石に上に立つのは・・という事で
座らせていただきました。

なかなかドライバーさん写真撮り慣れています。

いつもやっているのかなあ。

しかし、いつも思うんですが
私達写真撮られ慣れていないのでポーズがぎこちない:苦笑
今度観光地に行く時はポーズを勉強してから行こう:笑

もちろんドライバーさんとも写真を撮りました。

ドライバーさんの名前はディディさん
ホテルお抱えのドライバーさんでした。

記念撮影を済ませ次の目的地へ

長くなってしまったので続きは次のブログへ
ブロモ山「朝焼け」「火口」「砂の海」「サバンナ」をジープで駆け抜ける体験しましたその2 | バリ島西部Sari Dive (saridivebali.com)

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