トゥンパットセウの滝見学はかなりハードであるという情報を得ていたので
出発前から体調や服装などの準備には念を入れました。
それらを含めて旅行記にしました。
これから行こうとする方のお役に立てればと思います。
Tumpak Sewu(トゥンパックセウ)の滝ログ
日本人にはあまり知られていませんが
トゥンパックセウは世界の滝の中でもナンバー10に入る規模の滝
ジャワ語で「千の滝」と言う名前で巨大な半円形の崖から落ちる滝はインドネシアのナイヤガラとも言われています。
- 料金:駐車場料金 四輪車Rp.20,000
入場料(展望台まで)ローカルRp.10,000 外人Rp.50,000
入場料(滝つぼまで)ローカルRp.20,000 外人Rp.50,000 - 展望台まで歩いて約5~10分 サンダル可の初心者向け
- 滝つぼまで歩いて約30分 滑らない靴・ブーツなど推奨
濡れても良い格好(着替えを用意しておく) - 滝の高さ約120メートル
- 売店などあり
- トイレあり
- 雨季には増水などの危険がある為乾季(6~8月)に行くのが良いらしい
土日はすごく混みあう
前日に足慣らしの「Coban Sriti」「Air Terjun Kabut Pelangi」見学を済ませ
その日は予約していたCottageでゆっくり休みました。
参考)
ジャワ島東部Coban Sriti & Air Terjun Kabut Pelangi旅行記 | バリ島西部Sari Dive (saridivebali.com)
しかし、天気予報を見ると雨
翌朝もどんより曇り空ににわか雨で翌日に延期しようかとあきらめようとしてたら
急に青空が現れ決行となりました。
宿を出発したのは10:30でした。
トゥンパックセウに行くには2つの入り口があります。
ひとつはルマジャン側から入る入口
もう一つはマラン側から入る入口
マラン側から滝へと降りる道はかなり直角に近く厳しいとの噂
(実際下から見たら恐ろしいくらいだった)
私たちは比較的楽に降りられるというマラン側の入り口を選びました。
天候を見ながら行くかどうかを決めたので出足はすごく遅れて
駐車場に着いたのは11時位
すでに沢山の車が停まっていた
でも平日だったからか停められないというほどではありませんでした。
ほとんどの人がすでに滝へと出発しているようで
駐車場ではあまり混みあっている感じはありません。
車を降り、濡れても良い服装&靴で入口へ向かいました。
途中レンタルシューズ屋さんが沢山ありました。
1足Rp.20,000
変にマリンシューズを買って準備しなくても借りればよかったかもと思ったりもしました。
前回のマダカリプラの滝でガイドを頼んでとても良かったので
今回もガイドを頼もうねと出発前に言っていましたが
いざ、現地につくとガイドをどこで頼んでよいのかわからないし
外人さんでも自分たちでガイドを頼まずに行っていたので
私たちもそのまま皆が歩く方へ進んでいきました。
しばらく歩いて行くと
料金所に到着
「ローカル2人?」
と聞かれて
そのままヘリが「ローカル2人」と言ってずるして料金を支払う
入場料:ローカル Rp.10,000 本当は外人Rp.50,000
(Kitas割引があるかは不明)
料金所を過ぎてもしばらくはラクチン道路
人もちらほらしかいないので
逆に遅く出て良かったのかも?と思い始める
5分ほど行くとこんな標識が
まっすぐ行くとView Point(展望台)
滝は左に曲がれ
ヘリは滝に直行したそうでしたが
私はまず全景が見たかったので待ったをかけて展望台へ
(この判断が後で吉と出ました)
3分もかからずにこんなゲートが
あっという間に展望台:笑
写真屋さんの写真撮影用梯子がちょっと邪魔:苦笑
ここまでならお年寄りや子供さんでもOKです。
眼下にはトゥンパックセウの滝
なんか写真に撮ると小さく見えるよね・・
どうやったらこの迫力が伝わる写真になるのかなあと
いろいろ撮ってみるけど難しい:汗
意外に思ったのは滝の水は川から流れているのではなくて
壁の中から流れ出しているという事
一体どんな仕組み?になって流れ出しているんだろうか
そんなことを考えつつ滝つぼへのトレッキングへ
Let’s Go !!
この看板の右隣に赤い小さなゲート
ドアが閉まるようになっていたので
閉店?時間が来たらこの道を閉鎖するんだろうなあ・・・
ドアを抜けると
いきなり急な階段が始まる
手すりもあるし全然楽勝!
その後は鉄でできた下が丸見えの通路
高所恐怖症の人はちびっちゃうかも:苦笑
そして
こんな階段になります。
そうなんです。
私はいつものギョサンで参戦しました:笑
こういう階段はヌサペニダの旅で経験済み
履きなれていないシューズを履くよりも
この程度ならギョサンの方が足が楽だし滑らない:笑
(もしもの時用にマリンブーツは持参している)
この階段
私はあんまり怖くなかったけどヘリは結構怖かったみたい。
時々溶接がはがれかかっているのか
カタッと揺れる段もあってヒヤッとしましたが。
こんな狭い階段なのですが
時間も時間だからかもう帰ってくる方(上がってくる方)もいて
なかなかすれ違えなくだんだん渋滞になってくる
一方通行にすべきだよなあって思いました。
しばらくすると
多分、一番の難所にたどり着きます。
そう、この階段の先です。
水の中を歩くんです。
手すりはありますが
足元は滝のまま
Google Mapにもその様子が載っていて
ここは手強いと思っていたところです。
滝の中を歩きます。
ギョサンでどうなるかと思いましたが
意外と楽勝:笑
それもそのはず
川を歩くのはほんの数メートルで
ほとんどの場所で階段が作られていました。
どんな感じかと言うと・・・
こんな感じ
昔は上の写真の右側をロープを伝って降りたみたいですが
今は水が流れるものの綺麗な階段と手すりが左側に出来ているので
いつも水の中の仕事の私達には楽勝:笑
慣れていない人たちはそれでも大変だったみたいです。
そのあとしばらく階段を降りると広場に出ます。
ここで下り道は終了
下がり始めてから30分弱かな?
渋滞がなければもうちょっと早く降りられそうです。
川の流れる難所が20m位ありましたが
あとは普通に急な階段なので私はギョサンで十分:笑
でも、履きなれていて濡れていいそして滑らない靴があればそちらの方が安心かもしれません。
広場にはちょっとした休憩所もあります。
私たちは大して疲れていないのでそのままトゥンパックセウの滝へ向かいます。
少し行くとこんな標識が
COBAN SEWUと言うのはトゥンパックセウのことらしい
このあと行きたいと思っていたGOA TETESも左に行けば歩いて行けるんだ・・
と確認しつつまずは右に進みます。
少し歩いて左を見ると・・・
向かい側になんかめっちゃ急で恐ろしそうなハシゴが:汗
これが噂の
マランから降りる道:汗
これは・・・絶対無理
見ているだけで鳥肌が立ちます。
ちなみにほぼ使われていないそうなのでメンテもしてないかも
ああ・・恐ろしい・・・。
気を取り直して進むと橋が見えてきて
これを渡ります。
その先にゲートが見えて
もうひとつ料金所があります。
滝つぼに行くにはもう一回料金を払います。
ローカル:Rp.20,000
外人:Rp.50,000
その横には一応トイレも作ってありました
簡易トイレなのであまり期待せずに中を見てみたら
思ったより綺麗
水は流れっぱなしで沢山使えるし
ここに来る人は膝の故障などないだろうしこの便器でも十分かな
脱線しましたが
トゥンパックセウの滝に向かいます。
曲がり角に差し掛かると・・・
すでに上の方には水しぶきが舞い上がっています。
曲がり角を曲がると・・・・
滝が見えた!!
滝のしぶきが霧雨状態なのでどうしてもこんな写りになってしまう:汗
滝の全景
下の奥の方にいる人の大きさと比べると
滝の壮大さがわかるかしら?
落差は120m。
この見える部分の半円の壁が全部滝です。
水しぶきで白くなっちゃってるのが惜しい感じ
後から思ったのですが
太陽がここまで上がってない時だったら
このしぶきに光が反射しなくて綺麗に写真撮れたかもしれないなあ・・・。
上の写真の丁度右側に緑の丘がありますが
そこが人気の写真スポットになっています。
結構並んでいたし別に写真なんて・・と思いましたが
ヘリがまた来るかわからないし恥ずかしがっても仕方がないから並ぼう
と言ってくれたので
いい歳だけど旅の恥はかき捨てだ~!
という事で並びました。
上から見ると壮大な滝の下で人間は豆粒のように見えました。
そして
20分近く並んだ後順番が回ってきました
こちらが人気の写真スポットでの写真
この岩に座って撮ると
背景にいい感じに滝が入るという場所
確かに絵になる:笑
最初にヘリが座り私が撮って(上の写真)
その後ヘリにカメラを渡して
「この場所から同じようにこうやってシャッター押すだけ。私を右下に入れてね」
と指示し場所を交換
そして撮ってもらった写真がこちら
・・・・あれ?
ズームかけた?
断固としてズームはかけてないって言ってたけど
絶対ズームかけたよね?これ
以前ケチャを見に行った時に
ケチャのおじさん達が3~4人私と母を取り囲んでケチャを演奏してくれたので
ヘリにビデオ撮ってもらったら私と母だけしか写ってなかったのを思い出した:苦笑
今回も見事に私を撮ってくれた:苦笑
やっぱヘリはマクロ脳なのよね・・・。
これはこれで笑える思い出
ちょっと文句を言いながら丘を下がり
今度は滝つぼ近くまで移動
ちなみに近くまではいけるけど滝つぼは立ち入り禁止でした。
近づいただけでしぶきがすごくて・・・ずぶ濡れです:笑
防水カメラ様様
ヘリは更に先へ突進
よくやるよ・・汗
昼の12時くらいになると
あんなに沢山いた観光客が4分の1くらいしかいなくなりました。
ゆっくりしてればもっと減るかもね・・と言いながら
あちこちで写真を撮って戻ることに
当初の予定では駐車場まで来た道を帰ると思っていたのですが
次に行こうとしていたGOA TETESの看板があったことを思い出す
あの階段を上がらずに左の方へ行くとGOA TETESって書いてある
歩いてこのまま行けるなら行きたい!とヘリに提案。
実はGOAは洞窟と言う意味
ヘリは洞窟が嫌いで行きたくないと出発前から言っていたのですが
「ここまで来たなら私はいきたい!!」
と押し切って行くことに
そうなると先に展望台に行っておいてラッキーだった!
という事になった:笑
しかししかし・・・
今回の旅行でヘリはGoproの交換用メディアを家に忘れていて
もう撮影もほとんどできなくなっていた。
(前の夜にこの辺の村でメディアを買おうとしたけど売ってなかった:汗)
それも重なりこの辺りから超不機嫌に・・・
写真撮影しながら歩く私を無視して進んでいくのでした:笑
超長くなってしまったので次のブログへ
GOA TETESの巻きです。
ジャワ島東部滝めぐり「Tumpak Sewu」「Goa tetes」旅行記ブログ2 | バリ島西部Sari Dive (saridivebali.com)
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