今日のバリ島西部の天候&海況
良い天気です。風なしうねり無し
予想最高気温:33℃
潜ってないので水温わかりません
最高気温がどんどん高くなってきました。
朝も涼しいと感じられなくなってきた。
乾季終わっちゃうのかなあ・・
バリ島西部国立公園おすすめ観光「トレッキング」
バリ島の中でも一番自然が残っている西部エリア
ウィンドウショッピングなどの普通の観光は全くできませんが
それならば自然を楽しむトレッキング!という事で
ゲストのトレッキングに同行してみました。
- 料金(Sari Diveから国立公園までの送迎・国立公園フィー込み)
1名の場合Rp.1,000,000 2名の場合Rp.500,000/pax
*ガイドやコースなどの条件により変わるらしい - 時間(1~2時間のコース)
6:30ピックアップでサリダイブに戻るのは9時前後 - スニーカーやトレッキングシューズ必須。ギョサンでもサンダルはダメ
- 長ズボン推奨(短パンでも行けなくはない)
- 双眼鏡などはあった方がいい
- かがんで歩いたり足元が悪いとこがある
- 虫よけはしておいた方がいい
- 乾季の方がおすすめ
朝の6:30に国立公園のガイドさんが車でピックアップに来ました。
ガイドはニョマンさん
実はサリダイブの裏あたりに住んでいるご近所さん
この車で国立公園まで約30分との説明だけど・・15分くらいでした:笑
車に乗ると今日のコースの説明をしてくれました。
説明はインドネシア語ではなく英語
当たり前ですが日本語も喋れないと言っていた:笑
でも、サルだけは日本語だった。
今日のコースはこの辺り
白丸で囲っているあたりです。
他にも3~4時間のコースとかマングローブコース
あとは車で巡るコースもあるそうです。
国立公園内のわき道に入ります
国立公園と言えど最近は村人が開拓しちゃって
バナナやタピオカ、パパイヤなんかを植えちゃっているんですが:汗
まるでカンムリシロムクがなる木
まず最初に今回の一番の目玉らしい
ジャラックバリとかバリースターリングと呼ばれている
カンムリシロムクを見に行きました。
車を停めるとニョマンさんが双眼鏡を貸してくれました。
自前の古い双眼鏡らしくて貸してくれる用は1個しかなかった。
ゲストは自分のをお持ちだったので私が借りました。
これがあるのとないのでは大違いだったので
しっかり見たい人は自分の持ってくるほうがいいかも。
しばらく歩きながら双眼鏡を使ってみる
大きな木を見上げたニョマンさんが
あそこにいる!
と言われてすぐに確認できてカメラを構えるゲスト
しかし・・・私には全然見えない:汗
どうして見えるの?:汗
実際はこんな感じ
探せます??
ゲストの構えるカメラの先を見たり
ガイドが指さす先を見るんですが
全然見えない私:汗
水中で魚を探すのはすぐ見えるんだけど
陸上は全然ダメらしい
昔ゲストに
「なんで見えるの?なんで探せるの?」
と何度も言われたことを思い出した。
きっとあの時のゲストもこんな気持ちだったんだろうなあ・・
としみじみ
気を取り直してじーっと見つめるように探すと見えてきた。
1匹見え始めると沢山いるのがわかります。
ああ・キリンちゃんを一度見ると
次から探せるのと同じだなあ
といちいちダイビングにすり合わせちゃう私:苦笑
2匹仲良くいる子たちも
見えやすいところに居ました
見えることが最優先だけど
こんなグリーンの葉っぱに囲まれている子はやっぱり絵になります。
とにかくこの木には沢山のジャラックバリがいるんです。
多分・・全部で20~30匹近くいたんじゃないかな?
数匹で飛んでくる子もいれば
飛び立っていく子もいました。
1フレーム3匹:笑
絶滅危惧種で珍しいはずの鳥が
こんなに沢山見られて
「なんていうか・・・鳩状態?」
なんて贅沢な話もゲストとしちゃいました。
ジャラックバリ(カンムリシロムク)と言えば
冠がフサっといた感じの写真も載せておかなくちゃですね。
こんなにここでジャラックバリが見えるのは
今の時期、好物の木の実が限られたところにしかならないので
その木に集まってくるのだそうです。
好物の木の実はこちら
確かにあまり見ない実かも
雨季になるとあちこちで実がなるので
ジャラックバリはばらけて難易度は上がるみたいです。
この周辺では他の鳥も沢山観察できました。
メグロヒヨドリ
覚えている方もいるかもしれませんが
Sari Diveにいたオコちゃんです:笑
バリでは普通種
ハジロナキサンショウクイ
この子もサリダイブで見られる子
野生のニワトリ(セキショクヤケイ)
なんだ・・ニワトリじゃん!って思っちゃうのですが
実はセキショクヤケイというニワトリの原種?らしく撮影されるのはレアらしい
めっちゃ派手です。
こいつはサリダイブじゃ見られない!
チャガシラハチクイ
とてもカラフル。
「実はこの子サリダイブでも見られますよ」なんて言ってたら
トレッキングから戻ってすぐにビーチ側の木で写真撮られていました:笑
グリーンピジョン?(本名わからず)
ペアでいました。
すごくグリーンが美しかった。
グリーンピジョンって呼んでたんですがこれが本名かな?
ミドリバトという名前はピッタリな気がする。
サリダイブじゃ見られません!!
マングローブエリア
ひとしきりジャラックバリを観察した後
歩いてマングローブエリアへ移動
途中、こんな可愛らしい花が咲いていた
ピンクと白と・・・・
なんか作り物みたいですね。
歩いていて足元を見ると
ガオ~
でっかいマングローブガニが威嚇?
いや、メスがいるみたいだからディスプレイ?
マングローブガニはサリダイブにもいっぱい巣穴があるけど
夜じゃないとなかなか見られません。
なんだかんだでマングローブエリアに到着
上げ潮だったのでまるでプールのように水が溜まっていました。
そこでも素早く鳥を見つけるニョマンさん
またしても私がどこ?どこ?状態になっていると
スマホを取り出し
鳥がいる部分を写して拡大していって場所を教えてくれます。
おお・・そんなガイド方法があるのか。
とちょっと感動
いたのはナンヨウショウビン
この日はこれしか見えませんでした。
他にもカワセミの仲間がいると言っていたけど
説明を聞いていると
サリダイブの桟橋にいる
ヒメアオカワセミとヒジリショウビンかな・・という感じ
まあ、この日はバードウォッチングじゃなくて
トレッキングなので十分撮れ高はこなしています。
ジャングルエリア
マングローブエリアの観察を終えて
その後はジャングルエリアへ行きました。
乾季で葉が落ちていて雨季よりは歩きやすそうです。
バリ島によくいる猿がお出迎え
朝早いから眠たいのか
何度もあくびしてました
あくびだと解っていても
めっちゃ牙が怖い:汗
道々いろんな木があってその造形の美しさに目を奪われます。
なんだか流動物のような木
そしてロープのような木
そしてこちらは
ロープがこんがらがっちゃって
どうしようもなくなったみたいな木
上の方まで全部こんがらがってる:笑
ほどきたい・・・笑
どうしてこんなになっちゃったんだろう?ってぼーっと眺めるだけで面白い
ジャングルエリアは黒い猿を見るのが目的です。
山の方にいるという事で登り始めます。
足元には山盛りの枯れ葉と枯れ枝(枯れていないのもある)
目の高さには突然枝があったりなので
気を付けて登って行きます。
上の方は水分が足りないのか
全部葉が落ちている木の方が多く
まるで日本の秋のような景色
猿を見つけたガイドさん
立ち止まります。
視線の先には・・・
黒い猿
私が持っているTG-3ではここまでしか撮れない:涙
ゲストの写真はばっちり写ってました
尻尾が長くて真っ黒な猿
なんかすごくハンサムな猿じゃない?
と思ったので切り取ってみた
ちょっと額は狭いけど
目はパッチリ二重、鼻筋が通って
顔が小さいハンサム君(メスかもしれないけど:苦笑)
芸能人に居そうな顔:笑
猿がカメラ目線なのは
ガイドさんが猿の鳴きまねをしてこっちを向かせてくれるんです。
大きな木の上に沢山いるらしく移動
いっぱいいましたよ。
私のカメラじゃ写真撮れないけど
親子もいました。
あれ?お母さん猿はちゃんと猿らしい顔してる・・・。
ガイドさんがオレンジのBabyがいると教えてくれました
ここ2週間くらい目撃されているらしい
残念ながら写真は体の一部分しか撮れていませんでしたが
黒いお猿をたくさん見た後
また平地に降ります。
それ程急な坂ではないのですが
実は結構大変
山盛り積もった落ち葉が滑るんです:汗
しかもふかふかしているので足の力をいっぱい使う感じ
平地に到着すると木の葉は少ないけど
またまたロープのような木の迷路を進みます
本物のジャングル体験:笑
こんな根っこの間をすり抜けたりします。
子供達なら喜びそうです。
そうこうしているうちに
雨季だと川になるんだろうなあ・・・という場所に到着
この水のない川筋を歩いて行きます。
ドライシーズンの間は雨が全く降らないので
川筋もカラカラでとても歩きやすかったです。
取り囲む木々がとっても素敵な感じでした。
少しだけ水が湧き出ているのか
水が溜まっているところもありました
ゲストが写真を撮っているのでよく見てみると・・
なんと!
と・・トビハゼ?
一匹だけなんですが
こんなジャングルのど真ん中の湧き水に
トビハゼが生息していました。
この子って‥どうやってここに来たんだろう?
雨季に川をさかのぼって来たのかな?
今までずーっと一匹でここにいたのかな?
寂しくないのかな?
なんて考えたら
すごくいとおしくなってしまった。
今も一匹で生きているんだよね。きっと
その後、ガイドさんが
「オレンジのカワセミ見たい?」
というので
見たい!見たい!見たい!見たい!
と言って見せてもらうことに
西部国立公園に前から赤い可愛いカワセミがいるのは知っていて
いつかは絶対見たいと思っていたんです。
アカショウビンじゃないですよ
以前はヒメアカカワセミと言ってたんですが
最近ではセアカミツユビカワセミと言うらしい滅茶苦茶可愛い鳥
このトレッキングで見れちゃったら・・
嬉しくて倒れちゃいそう~!!
なんて思いながら
ぴったりガイドの後をついて行くと
ドロップオフ・・じゃなくて壁にある小さな穴の中を覗いていた
カニかなんかの穴かな?と思ったら
なんと!これカワセミの家らしい
こんなところに住んでいるのかあ・・・
しかし
ご想像通り・・・お留守でした。
帰り道カワセミの声がする!!
と言ってしばらく立ち止まって探しましたが
やっぱりジャングルの中で小さなカワセミを探すのは大変でした。
「見たい人がいる時は見れなくて
どっちでもいいと言っている人の時は現れる」
・・なんてどっかのダイビングガイドのようなセリフを言っていました。
その気持ちはよくわかります。
その後また川筋を歩いていると
いきなりガイドさんブランコを始める:笑
今まで朴訥なイメージでガイドをしていたのに
いきなりブランコでちょっとびっくり
ゲストもブランコ
サトミさんもやったら?って言われたんですが
明日からこのブランコがなくなっしまうのは嫌なので止めておきました。
もうちょっとダイエットしてからにします:苦笑
その後もジャングルを歩いて
車のある所まで帰りました。
いろいろなものが見られたし
自然を十分満喫出来ました:笑
車に乗ったのが9:05
Sari Dive到着が9:20
それから遅い朝食を頂きました。
西部国立公園トレッキングのまとめ
ムンジャンガン島には何度も行くものの
バリ島側はいつも通り過ぎるだけの国立公園でしたが
いつも通っている道路から少し中に入るだけでこんな世界
改めて自然の近くに住んでいることを感じられました。
それほど大変なトレッキングではありませんが
足元が整っていない自然のままのところなので
普段歩くことが億劫な方だと難しいかなと思います。
歩きやすい靴は必須ですね。
(さすがのギョサンマニアの私でも無理)
今回、双眼鏡を借りることが出来たので
いろんな鳥をよく見ることが出来ました。
双眼鏡が無かったら・・・ちょっと難しかったかなと思います。
双眼鏡とか大望遠が出来るカメラはあるといいと思います。
(私も欲しくなっちゃった:笑)
猿を見るジャングル山登りトレッキングがちょっと大変だったのですが
ガイドさんに聞いたら山登り部分を省くことも出来るそうです。
バードウォッチングのみの場合は
コースや時間、料金が違ってくるそうです。
(意外とそちらの方が高い)
興味のある方はSari Diveいらしたときに相談してください。
SNSも頑張ってアップしてます!
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