今日のバリ島西部の天候&海況
良い天気です。風なしうねり少し
予想最高気温:32℃
昨日の水温:29℃
南西の風が弱まって少しムシムシします。
早くも乾季が終わりに近づいたのかなあ・・・
そんなにうまくはいかないって
今日は元気がないヘリ
実はここ何日かオオウミウマのハッチアウトを追っかけていて
昨日の朝確認した時にハッチアウトの兆候が見えていて
狙って潜りに行ったらもうハッチアウトの後だったらしい
私としては
ハッチアウトの兆候がヘリ自身で確認できただけで充分だと思うのですが
ヘリはやっぱり一発で観察したかったみたい
そんなうまくは行かないって
昔、私がイバラダツのハッチアウトのデータをとった時は兆候がわかりづらくて
2ヶ月近くかかったからね。
そのイバラダツのデータで簡単にオオウミウマのが見られるって思ったのが甘い!
種類が違えば時間だって違うだろうし
あと2~3回は失敗するつもりで潜った方がいい
そうやってゲストにも見せられるようになるんだから。
老眼でマクロが見えなくなったヘリには
これから生態観察頑張ってもらおうと思うんだけど
ヘリ・・・頑張れるかなあ:苦笑
今日の水中写真:背びれちゃん(オオゴチョウイソハゼとアカホシイソハゼ)
長~い背びれが格好いい
サリダイブ通称:背びれちゃん(オオゴチョウイソハゼSP.)
和名:オオゴチョウイソハゼSP(背びれちゃん)
英名:Twin dwarf goby
学名:Eviota cf fallax
最近ではいろんなところで観察できるようになったみたいですが
最初に背びれちゃんが認識されたのはバリ島西部
個体数も多いのでここで観察するのが簡単じゃないかな。
背びれちゃんの見どころは
もちろん長い背びれ
ほとんど開きっぱなしです。
よほどストレスかければ閉じるかもしれないけど
こだわりたいのは背びれの角度
なるべく前に傾いた場面を撮ってほしい
こんな風に吠えると最高
背びれの形状はいろいろあります。
上の写真のように固い棒のような子や
こんな風に背びれが細くて鞭のようにしなる子
そして
背びれの長い部分がとっても平たい?子
他には枝毛状になっている子もいます。
そしてそして・・・
もう一つの背びれちゃん
普通、背びれちゃんと言えばオオゴチョウイソハゼを指すのですが
こちらはアカホシイソハゼの背びれちゃん
和名:アカホシイソハゼ
英名:Melasma pygmy goby
学名:Eviota melasma
アカホシイソハゼもたまにですが背びれの長い個体がいます。
オオゴチョウのように普通に長いものがいる訳ではないのでSPと呼ぶほどじゃなく
突然変異的な感じです。
だから
アカホシイソハゼの背びれちゃんの背びれちゃんは
少々レアアイテムになるかも
ちなみにオオゴチョウイソハゼとの簡単な見分け方はほっぺに赤い点々があること
バリ島西部に来たなら
いろいろな背びれちゃんを観察してみてほしいです。
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