バリ島西部送迎途中で寄れる観光地|Desa Coklat Bali 「Cauチョコレート」

西部バリ送迎寄り道観光

皆が大好きチョコレート:笑

バリ島には有名なチョコレートがいくつかありますが
その中でも自家農園でカカオを生産し工場併設
そしてボスもバリ人と言うAll Made in Baliのチョコレートが「Cau」
そのCauを作っている村に行ってきました。

残念ながら改装中なところもありましたが
充分にいろいろ見せてもらえました。

駐車場に車を停めると

スタッフさんがここでできるコースの説明をしてくれました。

Cauチョコレート受付
Cauチョコレート受付
  1. チョコレートの勉強
  2. チョコレートを作る体験
  3. ホッとチョコレートを作る体験
  4. チョコレートの勉強と作る体験

1~3はRp.150,000
4はRp.300,000

私たちは1番のチョコレートの勉強を選びました。

チョコレート農園

駐車場に着いたところからすでにカカオの木にカカオがいっぱい
もう農園の中だと思っていたけどそれは序の口で
ちょっとした丘を登っていきます。


農園に行くとそれはもうカカオだらけ

こんなに沢山なるんだ~!!ってびっくり

いろんな色のカカオがありました。

ちょっとした広場のようなところで
お勉強が始まります。

インドネシア語か英語かのどちらかで説明してくれます。

この時はヘリのビデオの都合でインドネシア語
私はわからないところはヘリに聞くことにしました。

この3種類のカカオをこの農園では育てているそうです。
それぞれ特性を教えてもらいましたが
覚えてない~・・・汗

印象に残ったのは
その昔チョコレートは高貴な作物で王族・貴族しか飲めないものだった
その頃はカカオに塩とチリを入れて飲み物として飲んでいたそうです。

え~!?塩とチリ!?

ってびっくりしちゃったのですが
今の甘いチョコレートになったのは
イギリスにカカオが伝わってかららしい。
辛いものが苦手なイギリス人が砂糖とミルクを入れて飲んだことから
今のチョコレートの原点になったらしいです。

勉強になった・・・。

あと、ところどころにコーヒーらしきものがあったので
何か意味があるのかと質問をすると

コーヒーを一緒に育てるとチョコレートの風味が増すらしい。
確かにコーヒーの風味ってチョコレートに合いますよね

今更だけどそのコーヒーは飲んだらどうなのか
普通のより美味しくなるのかって聞いてみればよかった。

いろいろ教えてもらった後
実際にカカオの収穫をさせてもらいました。

歩き回って熟した実を探しました。

左側の黄色い実を収穫

ハサミで実のヘタ部分を切るんですが
意外と難しかった

その後この実を割って見せてくれました。

見入ってしまって写真がないのですが
スリコギ(擂粉木)みたいな棒で大胆に殴ってました

割れた実がこんな感じ

カカオの実の中
カカオの実の中

食べてみていいというので

この白い部分を掴んで口に入れると
甘酸っぱくて美味しかった:笑
なんていうか・・・マンゴスティンみたいな感じ?

中に種があるのですが
「この種は・・どうするの?」
と聞くと

その種も食べられますよ

とのこと。

柔らかい種なので噛んで食べるとちょっと苦い感じ
苦いけど・・体にいい感じ:笑

この種がチョコレートになる部分

割って見せてくれました。

この紫色の部分に栄養が詰まっていて
抗酸化作用などとても体に良いらしい

「どうぞいくつでも食べて、このまま全部持って帰ってもいいですよ」

って言われたのですが
すぐに帰宅するんじゃなかったので遠慮して・・
5粒くらい食べさせていただきました:笑

その後チョコレート精製所へ

チョコレート精製所

精製過程からはなぜか社長さんが説明をしてくれました。

Cauチョコレートの社長さん
Cauチョコレートの社長さん

こういう会社は外人の社長さんが多いですがこの方はバリ人
そう、CauチョコレートはすべてがMade in Baliのチョコレートってことです。

この方、サリダイブのある村にも住んでいたことがあり
そして仕事でデラワン近くの村にも行ったことがあるそうで
ヘリとめっちゃ話が弾んでいました:笑

見せて頂いたのは見学のための小さい施設なんじゃないかと思います。
(あれが全部だとしたら貴重すぎるチョコレートだと思う)
工事中だったので改装中だったのかも

こちらが熟したカカオの実

まずカカオを棒で叩いて割り中身を出します。

種を取り出すために取り出した中身を発酵させます。

こんな風にカゴにバナナの葉を敷き詰め
カカオの実を入れて適温に発酵させ
数時間ごとに混ぜながら何日か置くらしい

なんと社長さんが直々に混ぜるところまで見せてくれた:笑

そして水で洗った後乾かします。

本来はこんな風に天日干しが一番良いらしい

ただ、天候によって難しいこともあるので
今は温室で乾かしているらしい

室温は・・・

50℃以上:汗

ヘリは暑い暑いと言って写真も撮らず秒で出て行った:苦笑

乾いたものを室内の工場で砕いて成型しているそうです。

なんともローカルチックな雰囲気の工場でほほえましかった。
(改装中だったのでもしかしたらテンポラリーな場所かも知れない)

何から何までMade in Baliのチョコレート

工場併設の小さな売り場もありました。

チョコレート売り場

とても小さなエリアではありますが
綺麗にチョコレートが並んでいました。

写真を撮るのを忘れましたが
横に小さなボトルが並んでいて試食できるようになっていました。

社長お勧めのカカオ73%塩入チョコレート
食べてみたらなかなか美味しくてヘリが即買い

私は80%と100%を食べてみて・・・
この際なかなか手に入りそうもない100%を購入

パッケージが綺麗!
パッケージが綺麗!

素敵な手提げ袋に入れてくれました

大きな声では言えませんが(ブログに書いちゃうけど:笑)
社長さんとヘリがとても仲良くなって
今度サリダイブにも遊びに来るとかで
チョコレート買ったときにめっちゃ値引きしてくれた:笑
ラッキー!

見学を終えたあと
併設のレストランへ

レストラン

昼食も食べましたが

お目当てはコレ

カカオの実をトッピングしたチョコレートサンデー

こんなサンデーは農園の近くじゃないとなかなか食べられない:笑

ココナッツの器は種を入れるためにあるみたいですが
講習で種も食べられるって聞いてたし
種の植え方も教えてもらったので
半分は食べて半分は持って帰ってきました。

時間が出来たら撒いてみようと思います。
(多分・・・暑すぎてここじゃダメだと思うけど)

他にもチョコレートピザなるものもあったみたいですが
もともとピザが好きじゃないので食べなかった・・。

最後に・・・トイレ

綺麗にお掃除してあって合格:笑

トイレットペーパーはありませんが
手を拭く用のペーパータオルがありました。
(ローカルゲスト向けかな)

トイレは男女別1つづつになってました。

Desa Coklat Baliまとめ

ほのぼのとした雰囲気で女性スタッフがとても頑張っていて好感が持てました。

しっかり説明もしてくれるしとても気が利いて
嫌な思いを全くせずに楽しめました。

農園は小高い丘にあるので足元が良くないのと
蚊が多いので虫よけはしておいた方が良いかもしれないです。

Rp.150,000でいろいろ学べて
カカオの実も試食できるなんて滅茶苦茶お得な気がしました。

所要時間は1時間半くらいは見ておいた方がいいです。
チョコレートサンデー食べるなら・・もう30分位。

山道の途中なのでサリダイブへの往路が寄りやすいです。
復路でも時間に余裕があれば寄ることができます。

カカオの実食べてみたい方には超おすすめですよ!

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