バリ島のダイビングシーズン｜西部バリ島の乾季と雨季の海の様子

バリ島は赤道より南の南半球。ざっくり考えると日本とは反対のシーズンとなります。
乾季（日本で言う冬）と雨季（日本で言う夏）2つのシーズン
乾季は風が冷たく湿気もなく過ごしやすい。
雨季はスコールと言うよりはシトシトと雨がするイメージ。

一言にバリ島と言いますが大きな島なのでエリアによって天候や水温も違ってきます。
ここではバリ島西部のシーズンについてまとめようと思います。

バリ島西部の乾季と雨季について

バリ島は中央に大きな山があるので山の南側（空港のある方）と北側（Sari Dive & Cottageがある方）の天候は同じではありません。
南側は乾季でも雨が降りますが北側はほとんど降らず、雨季は南側はよく洪水になったりしますが北側は稀にしか洪水になりません。
バリ島西部は生活をするには雨が少ないので厳しいエリアですが
ダイビングや観光をするには晴れることが多いので良いエリアと言えます。

乾季について

乾季はほとんど雲が出ません。（バリ島西部以外は雲あり）
ですので朝焼けも雲がなく光線を楽しむかグラデーションを楽しむことになります。

5月中旬から11月初旬辺りが乾季となります。
下手をするとその間全く雨が降らないことも少なくありません。
陸は冷たい南西風が強く吹き暑さをあまり感じません。（南半球なので北半球にある日本とは風のイメージも逆）
気温は22℃～31度。湿気も少なく陸上で過ごすにはとても快適で観光にはとても良いシーズンです。
外国人観光客も多くバリ島の観光ピークシーズンとなります。

雨季について

雨季は雲が多いため朝焼けは雲が焼けてとても綺麗なことが多いです。（雲が多すぎると全く焼けない時もあります）

11月～5月初旬辺りが雨季となります。
雨季と言ってもずーっと雨が降るのではなく西部の場合、朝はだいたい雨が降っておらず午後からシトシトと降るという感じ。
風はほとんどなく蒸し暑いです。
気温は27～33℃で一日中ほとんど変わりません。
山の上の観光などは雨に降られる確率がとても高いです。
雨には降られますが観光客は少なめで人混みが苦手な方にはおすすめなシーズンです。

バリ島西部のダイビングシーズン

バリ島西部は一年中潜れる海です。
ただいつも同じと言うわけではなく透明度や風向き、見られる生物が季節によって変わってくるので自分好みのダイビングスタイルに合った時期に来て頂くのが一番楽しいと思います。
それぞれの季節についてまとめてみます。
参考にしてみて下さい。

乾季のダイビングについて

乾季（5月下旬～11月）のダイビングは雨が全く降らないので海が青く透明度が良いのでワイド派の方にもおすすめ。ただし風の当たる南側のポイントは潜りづらいこともあります。
幼魚や珍魚は少なめです。
水温が26～28℃と低めなのと冷たい南西風が吹くので行き帰りのボートや水面休息中は寒く感じます。
移動中は水しぶきがかかることも多いです。
ウインドブレーカーなどのご用意を忘れずに！
ムンジャンガンなどの人気ポイントではダイバーが多く休憩時間に桟橋がいっぱいで上陸できないこともあります。

雨季のダイビングについて

雨季（11月下旬～5月）透明度が全体的に下がります。
様々な漂流物と一緒にいろんな幼魚も流れ着いて幼魚のシーズンとなり珍魚も現れます。
水温は30℃前後と温かく風もなく水面がフラットの場合が多い。
ただ、時々北東から風が吹いてくると海が大荒れになり限られたポイントしか潜れなくなることがあります。
ダイバーは少なめなシーズンなのでムンジャンガンなどの人気ポイントでもダイバーとすれ違うことはあまりありません。
水面休息時間も休憩所が空いているのでのんびりできます。