今日のバリ島西部の天候&海況
良い天気です!南西の風うねり無し
予想最高気温:30℃
昨日の水温:29℃
毎日雲がなくて放射冷却の朝
朝の気温は23℃
快適この上ないけど早朝ダイブは寒そう・・
ハウスリーフ(泥ポイント)スキルは4つ
現在8月の最高ゲスト人数で5組5名:笑
コロナ前に比べると少ないけど5組のも方がサリダイブを目指してくれて嬉しいです:笑
最近、ハウスリーフが充実しているのもあって
皆様ハウスリーフを楽しまれています。
つい先日は
アカタチ・・いや、キタチの先月よりももっと小さなBabyちゃんが発見されたり
キリンちゃんの新しいお家が発見され3匹棲んでいたとかにぎやかな感じ:笑
そんなハウスリーフ
ここは世界一・・いや、本当はガワナの方が一番なので世界2の泥ポイント:笑
やはり大人数で潜るとモクモク事件が発生します。
という事で今日は泥地を潜るスキルとルールについて書こうかなと思います。
中性浮力・ホバーリングが出来るというのは大前提のスキルですが
これからご紹介するスキルをマスターできれば
砂地でも泥地でも超スマートなダイバーになれます。
大きく4つあります。
- 泳ぎ方
- 止まり方
- 着底方法
- 泳ぎ出す方法
- 泳ぎ方
もちろんあおり足一択
泥地は普通にあおり足で泳いでも泥巻き上げの可能性があります。
泳ぐ速度が速いと(普通だと)水流だけで泥が巻き上がるのでゆっくり泳ぐこと
どうしても普通の速度で泳ぎたい時は底から1m以上上を泳ぐこと。たとえあおり足でもです。
最初のうちはフィンキックを数回したら後ろを向いて砂を撒いていないか確認して下さい。
ただ、そのまま後ろを振り返るとフィンが下に落ちて砂を撒く原因となるので
下を向いて自分の股の間から後ろを見ると良いです。フィンが見えているようならまだ足が下がっています。フィンが見えず後ろ側の底が見えて砂が巻き上がっていなければOK
これが出来ない場合、中性浮力や姿勢が出来ていないのでフィンキックで砂を巻き上げている可能性が大きいです。 - 止まり方
何か生物を見つけた時に止まる方法です。
泥ポイントでは泳いでいるときに急に生物を見つけてその場で止まると泳いでいた水流が巻いて泥が巻き上がります。
よほどゆっくり(ほぼホバーリング程度の速度)泳いでいる場合は大丈夫ですが
魚を探しながら進んでいる速度の場合は一度その魚を通り過ぎ速度を弱めてから方向転換(ホバーリング状態で)してから戻る感じで止まると良いです。 - 着底方向
一度着底してしまうと位置調整で動くことはできないので撮影範囲内の距離で着底の準備をします。
理想は限りなく中性浮力のままゆっくりと着底ですがなかなか難しいので2つ方法をご紹介します。- 棒または手からつく方法
ほぼホバーリングのまま前のめりの姿勢でツンツン棒や指を先について体をくの字にしてフィン先・膝の順にゆっくり着底します。
この方法だと膝を曲げた時に後ろに下がるので魚との距離がとれます。
膝を伸ばすとサカナに近づける感じです。(この時上半身はホバーリング)
最初から魚に近づきたい時はフィン先をつくときになるべく前側につくのがコツです。 - フィンからつく方法
ほぼホバーリングの平行な姿勢のままから片足のフィンを先につき、固定出来たらもう一方のフィンをつきます。
その後ゆっくり膝を着底。
この場合も膝を曲げると体が後ろに下がるので魚との距離をとることができます。
膝を伸ばすとサカナに近づける感じです。(この時上半身のみホバーリング)
最初から魚に近づきたい時はフィン先をつくときになるべく前側につくのがコツです。
- 棒または手からつく方法
- 泳ぎ出し方
泥を巻き上げないで泳ぎ出す方法です。
一般的には息を吸ってとかBCにちょっと空気を入れると言われていますが
それだけでは足りません。
撮影時も限りなく中性浮力であったという前提から始めます。
こちらも2種類あります。- 棒または指を使う方法
撮影が終了したら棒または指をついて息を吸う(またはBCに空気)
体が浮き上がりそうになったら重心を指にかけ、まずは片フィンを大きく上げます。
もう一方のフィンも大きく上げて前のめりの姿勢になります。
指をゆっくり離し体を平行にしたらあおり足で泳ぎ出します。 - 手を使わない方法
まず片フィンを後ろ上に上げます。
息を吸うと同時にもう片フィンを上に上がったフィンの方に持ち上げ体を平行に
更に息を吸うまたはBCに空気を入れるなどして体は平行のまま浮き上がり膝を曲げあおり足で泳ぎ出します。
- 棒または指を使う方法
どちらの場合も試してみたら
少し泳いだ後、股の間から泥を撒いていないか確認してみて下さい。
・・・という感じで
泥のポイントは細かなテクニックが必要な上級者ポイントになります。
でも・・・生物は面白いですよ。
普通の砂地だとここまで厳密なスキルがなくても大丈夫ですが
股の間から自分のフィンが砂を撒いてないか確認することは
泳ぐ姿勢の補強練習にもなるのでぜひ試してみてください。
今日はなんか気難しいブログになっちゃったな:汗
今日の水中写真:パジャマピグミーゴビー
昔シマシマちゃんと呼んでいた
パジャマピグミー
和名:パジャマピグミーゴビー
英名:Pajama pygmy goby
学名:Trimma pajama
結構いろんなポイントにいます。
繊細な環境が多いのでリクエストがないとガイドが素通りしちゃうこともあります。
絶対に見たい場合は最初にリクエストしてください。
このハゼの特徴は
体の縞模様
英名のパジャマは縞模様のパジャマから連想されているのかなと思います。
体色バリエーションが結構多い魚で
明るい赤の縞のものや暗色性のものもいます。
今回は撮影されていませんが
目の周りの色が黄色いものの他に白いものもいます。
そういうバリエーションの写真を集めてみるのも面白いかも
他の魚があまりいないところに居るイメージなんですが
今回はこんな場面も
クロオビスズメダイ
じーっと見てますね:笑
SNSも頑張ってアップしてます!
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